植物園のVillaと葉脈パターン

Shimiken2006-08-21

ドイツからYK君が合流して、研究所と植物園を案内する。歴史的にこの地域は、いくつかの裕福な家系が所有する庭園だったらしい。税金が高くなって、庭園が大学に寄付され、植物園と植物研究所がつくられたという。その名残の1つが写真のヴィラVilla。語源は古代ローマの荘園で、裕福な住宅を指す。今は内部が工事中で、そのうちコンピュータ部屋を使える予定である。ヨーロッパの大学の伝統と余裕を感じるところである。そういえば、ニューヨーク州のコールドスプリングハーバー研究所も別荘のようだった。


発生学者Uさんは、写真のフィットニアをみると、「染色しなくても葉脈パターンの研究ができる」と。そして、メリステム(分裂組織)を求めて徘徊している。


駅へ送る途中、シュプリングリというチョコレート店の二階が喫茶になっていることをYK君が教えてくれて、さっそく入る。パフェもケーキもおいしく、よい締めになった。