種子発芽

ジュネーブ大学のLuis Lopez-Molinaのセミナー。種子は雨などの刺激で発芽するが、発芽直後に乾燥が続いて、「しまった、発芽しなければよかった」ということもある。その場合に、植物ホルモンABAの合成を通じて、芽生えが再び乾燥耐性を備えるという。このあたり、生態的・進化的に多型を探したら面白そうだ。

種子の休眠と発芽のバランスは、ジベレリンGAとアブシジン酸ABAのバランスで決まっていると古典的に知られているが、そんなに簡単なものではない。
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/entrez/query.fcgi?cmd=Retrieve&db=pubmed&dopt=Abstract&list_uids=12569131&query_hl=1&itool=pubmed_docsum