バーゼルの喜び
チューリッヒ大学に移る過程で、バーゼルは思い出深い土地になった。チューリヒに2回目の交渉に来る前後、ノースカロライナのオーケストラで、偶然にもスイス人作曲家のスイスを題材とした曲を演奏することになった。オネゲルの交響曲第4番「バーゼルの喜び」である。子供の頃から好きな曲で、このピアノパートは本当に面白かった。人生がスイスに向かって流れていると感じたときである。
多少の解説が演奏会評にある(英語ですみません)。オネゲルは「フランス6人組」の1人でフランス人かと思われがちだが、スイスでは20フラン札に肖像を載せてまでスイス人だと主張している。
「バーゼルの喜び」といわれるだけあって、見所の多い美しい町である。とりあえず高いところにのぼっておくかということで、ブルダーホルツ水道塔から町を眺める(写真)。博物館・美術館が30もあるのだ。
日本にいた頃からK君やUさんとは甘味ツアーに行っていた記憶があるが、外国に来てもやることは変わらない(写真)。日本でいうモンブランもおいしかったが、マロンタルトか何かと呼ばれている。モンブランというと、ゼリーのような別のお菓子である。
- アーティスト: デュトワ(シャルル),オネゲル,バイエルン放送交響楽団
- 出版社/メーカー: ワーナーミュージック・ジャパン
- 発売日: 2001/07/25
- メディア: CD
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