ホルモン膜輸送タンパク

最近の植物研究の焦点の1つは、間違いなく植物ホルモンであるオーキシンである。極性輸送を司る膜タンパクPINがみつかり、TIR1が受容体であることがわかり、ダーウィンに連なるオーキシン研究が分子レベルで劇的に進んだ。次の最近の論文は、PINに加えてPGP というMulti drug resistanceタンパク質もオーキシンを運ぶという話。
Science 2006 Apr 6; [Epub ahead of print]
http://www.sciencemag.org/cgi/content/abstract/1123542v1
著者の多い論文で、ここの研究所も入っていた。この大学院生セミナーをきくと、まだまだ話は続きそうだ。