研究所近くの回転寿司に座ったら、隣の3人から日本語で話しかけられた。見覚えあると思えば、なんと日通の引っ越し荷物を運んでくださった人だった。何と偶然。チューリヒ在住で会ったことのある日本人といえば、考えてみれば日通の方と大家さんの親戚だけである。しかも、もう二人の学生の人たちをふくめ、みなチューリヒ情報交換web siteに入っていておそらく名前くらいは見ていた。寿司もおいしかったし、店の人が無料サービスまでくれた。何より、寿司は日本語を話しながらがおいしいというものだ。


チューリヒ大学にはJapanologie(日本学)があり、また日本のいくつかの大学と姉妹校になっていて、交換留学生が来ているとわかった。日本語の本くらい置いているかもしれない。


"It's a small world!" (世界は狭い)はアメリカに移って以来つねづね感じてきたこと。例えばアメリカでのオーケストラのビオラ奏者が、30年前のバクテリオファージ研究つながりで、私の日本での指導教官を知っていた。